今回は、
皆様は「サーキットトレーニング」
これは、筋力トレーニングの様なしっかりした運動を行いつつ、
このサーキットトレーニングを、
負荷の程度は、ペットボトルに入れる水の量で調節できるので、
リハステージのデイサービスでは、
この他にも、様々なプログラムをご用意しておりますので、
訪問看護は利用しているけれで、自分の身の回りのことは出来る、という方も利用者の中にはおられます。
マシンを利用したトレーニングのほか、天井から下がっている赤い紐(レッドコード)を用いたストレッチ、そのほか、その日の気分で内容を自分で考えられる「個別」というプログラムもあります。
週ごとに題材を変えるプログラムもあり、来られる日の一日一日を楽しく過ごしていただけるような取り組みとなっています。
ご利用のご相談は随時受け付けております。見学のみでも大歓迎です!
]]>アクティビティの時間は写経をされています。
これは10年ほど前に佐渡に3泊4日の旅行へ行かれた時の旅日記です。
行きのバスでの出来事や、佐渡で巡った場所など事細かに記されています。
後日、家に帰ってから「あの日はここに行ったな」「この日はこんなことしたな」と思い出しながら書かれたこの日記、書き終えるまでに相当な時間をかけられたとのこと。ご旅行の経験を大事にされていて、来所の際は鞄に入れてお持ちになります。
写経など心を落ち着けて字を書く事は、字がキレイになるだけでなく、「心の安定」や「脳の活性化」などにも効果があるとされています。
皆様も日々の暮らしの出来事や思い出など、文字で書き綴ってみてはいかがでしょうか。
テーマが浮かばない時は一緒に考えますので、お気軽にお声がけください。
デイサービス リハステージ上新庄
トレーナー・介護職員 森田 雅稀
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例えば、4月は入学式のイメージが強いので、サクラを中心に「華やかに新しい気持ちになれる様な作品」をテーマに作りました。
切り絵やちぎり絵など表現の方法を取り混ぜて、立体感のある作品に仕上げました。
他にも、ゴールデンウィークや梅雨、夏休み、お月見、ハロウィンなどの様々なテーマを、段ボールや色紙、色鉛筆の着彩、時には紙粘土を使うアイディアも取り入れ、工夫をして作っています。
利用者様からは、
「毎月季節に合わせて変わるのが楽しみだ」
「作品を見ていると元気が出る」
など、好評なご意見を頂いています。
人見知りの方も、アクティビティを通して他の利用者様との交流が広がりました。
作品つくりが楽しみで、笑顔が増えた方もおられます。
今後も、コミニケーションの輪を広げる場として活用し、皆様が笑顔になる作品を作っていきますので、どうぞよろしくお願いします!
デイサービス リハステージ上新庄
トレーナー・介護職員 谷田 颯
]]>「旬のもの」には意味があり、夏は体の熱を冷まし、冬は体を温めるなどの働きがあります。
「旬のもの」は栄養価が高く、価格も鮮度も味も言うことなしです。
私たちは、自然の食材を体内に取り入れることによって免疫力や自然治癒力が高まり、健康的に過ごせるのです。
私たち人間にとってなくてはならない「旬」の食材。
今回は、そんな「旬のもの」が持つパワーと、冬に旬を迎える食材についてご紹介します。
旬の食材をチェックして、おいしく味わい、元気に冬を乗り切りましょう!
]]>6月、7月に利用者様が作成された、アクティビティ作品をご紹介いたします。
まずは6月。「あじさい と てるてる坊主」です!!
あじさいの花を、様々な大きさの折り紙を使い、細かいところまで丁寧に再現されました。
「梅雨のシーズンの憂鬱を吹き飛ばす!」という気持ちを込めて、てるてる坊主も作成しました。
このてるてる坊主、実は私がアクティビティを担当した際、布と糸を使って利用者様と一緒に作ったものです。
作成された利用者様も、「可愛く作れた!!」と大満足なご様子でした。
そして7月の作品は「七夕飾り」でした。
七夕に向けて少しづつ折り紙でパーツを作っていきました。
輪を作る作業では、利用者様の手にのりがついてかなり苦戦されていました。
細かい作業も多かったのですが、利用者様同士協力し合って作品づくりに取り組まれ、最終的にみごとな七夕飾りが出来上がりました。
短冊には、利用者様の目標や願い事が書かれています。
この願い事を叶えられるように、利用者様をご支援して参ります。
中津事業所では、アクティビティのテーマを2週間ごとに変更し、利用者様に様々な作品を作成していただきます。
アクティビティは、利用者様の心身機能維持・向上の為のプログラムです。
今後も様々な企画を準備しております。
デイサービス リハステージ中津
トレーナー・介護職員 満田 翔馬
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しかし、フレイルの状態であるうちに適切な介入を行うことで健康な状態へと改善し、健康寿命を延ばすことも可能です。
加齢による筋肉の衰え(サルコペニア)や骨や関節、筋肉の運動器に障害(ロコモティブシンドローム)を抱えていると、フレイルになりやすくなります。
運動やリハビリテーションなどはサルコペニアやロコモティブシンドロームのリスクを低下させ、身体機能の低下、生活機能の低下をきたすフレイルの状態となることを遅らせるのに有効です。
運動すると気分転換やストレスの発散となり、精神的な安定を促すこともできます。
ストレッチングや筋力トレーニングは、腰痛や膝痛などの運動器のトラブルの改善も期待でき、心肺機能を高める運動によって風邪などの感染症にかかるリスクも低くすることが可能です。
また、運動を行うことで体力や体型に自信が持てることによって自己効力感が高まり、生活の質の向上にも役立ちます。
フレイルを予防するには食事も重要です!!
肉や魚、豆腐や納豆、牛乳やヨーグルト、卵などタンパク質をしっかりとりましょう。
そして、野菜と果物で ビタミンとミネラルをバランスよくとることも大切です。
「歳のせい」と考えられていた身体の変化の多くは、生活習慣 に少し気をつけることで改善し、健康寿命を延ばすことが可能です。
少し心掛け、実践してみませんか。
※病状により、食事に関しては医師または栄養士の指導が必要です。
訪問看護ステーション リハステージ
理学療法士 岡田 雄也
普段からあまり地震について考えることもないとは思いますが、半年ほど前に西区の防災研修で津波の研修を受けました。大阪市内は津波が川を遡り、思わぬ被害が想定されることも分かってきました。大正区や西区、西成区の川沿いは特に注意が必要でしょう。
「震災(天災)は忘れたころにやってくる」
という言葉がありますが、日本では過去から繰り返し様々な天災に遭遇し、それを乗り越えて生活をしてきました。ただ、残念ながら過去の教訓を生かし切れずに、同じ被害や同じミスを繰り返してきた歴史でもあるようです。
津波でも、各地に津波てんでんこや稲むらの火など、心構えを後世に伝えようとした努力がうかがえます。が、時間が経つと共に忘れ去られていきます。
これほどの大被害に関わらず、他人事のように思っていたり、時間が過ぎて記憶からなくなりつつあると、当事者意識はなく、同じミスを繰り返してしまうようです。
仕事においても全く同じことが言えると思います。
我々の仕事も移動がつきものですが、車の運転や自転車やバイクでの移動についても常に事故のリスクが伴います。安全運転に努めることは当たり前として、過去に色々な事故や貰い事故、過失のある事故等、会社としての負の財産からも学ぶべき点は多いはずです。自社の事故だけでなくても、介護業界で起きている事故や様々なトラブルも、なぜそんなことが起こったのか?自分たちには同じようなことが起こらないか?を検証するだけでもいいでしょう。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。と言うように、過去の失敗から(自分が失敗せずに)学習し、リスク管理意識を向上させることがより必要になっています。
様々なリスクに備え、日々の感覚を研ぎ澄ますことも大事ではないでしょうか?
介護事業部 居宅介護支援事業所
主任 介護支援専門員 細川
]]>まずは自己紹介から。兵庫県宍粟市出身の理学療法士です。趣味はスポーツと食べることです。理学療法士として勤務する傍らスポーツトレーナーとして活動しています。
理学療法士やトレーナーとしてだけではなく、人と関わりながら生活していく上で私自身大切にしていることがあります。それは「気づき」と「自己研鑚」です。
人と関わることはたくさんの「気づき」を生みます。その「気づき」は多くの「興味」を生みます。その「興味」は「自己研鑚」を生みます。ちょっとしたことに気づけるかは、いつも大きく変わることのない日常に楽しみを与えてくれます。
医療・介護・スポーツの世界でも「気づき」はとても重要なことだと思っています。患者様、利用者様、ご家族様の少しの変化に気づくことができれば、よりよいサービスが提供できると思います。体調の変化等に気づくことができれば事故も防ぐことができると思います。
先輩と話す際も、後輩は先輩が話している内容の意図を気づけるか、理解しようとすることが大切だと思います。
後輩指導においても、先輩は後輩に気づかせることができるかが大切だと思います。伝えたいことを一所懸命話しても後輩が気づかなければ、心に伝わらなければ不十分な指導になりかねません。
私は1年かけて、今まで以上に「気づき」ができるスタッフになっていただけるよう、関わっていきたいと思っています。
時に自分の不甲斐なさに「気づく」こともあるでしょう。より質の高いサービスを提供するために必要なことに「気づく」こともあるでしょう。そこから「自己研鑚」が生まれます。
自分を人として高めていくことが、患者様、利用者様、ご家族様によりよいサービスを提供することに繋がる、よりよい方法だと思っています。
スタッフの皆さんと共に「気づき」、共に「自己研鑚」し、お互いを高め合うことができる人に私自身もなっていきたいと思っています。
私自身まだまだ未熟ですので、皆さんから気づきをいただくこともとてもたくさんあると思います。一緒に人として高め合いながら、よりよい会社を、よりよい社会を築いていきたいと思っています。共にがんばっていきましょう。
グループ法人 顧問
事業連携教育本部 R&Dセンター 高路
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ご利用者様やご家族がサービス提供(者)について、どのように感じているか、見ているか、評価しているか、といった点は気になることであり、むしろ気にすべきことだと思います。
「どのように…」の判断材料には、サービス提供内容、ご利用者やご家族と直接関わる者の対応、電話など間接的に関わる者の対応、など色々な場面が含まれると思います。
ご利用者やご家族によっては、要望、思っていることや感じていることを主体的に直接伝えてくださる方もおられます。これはとても有り難いことだと思います。
一方で、直接ではなく、他の職員や他職種、或いは他の事業所からの報告によって間接的に知る場合もあります。
望ましくない場合として、ご利用者やご家族が何らかの不満や思いを持ち続けているのに対し、察知出来ないことがあります。
場合よってはいずれ、クレームやサービス終了に発展してしまう恐れもあるでしょう。
このようなことを防ぐためにも、サービスを受ける側がどのように感じておられるか、どんな考えを持っておられるか、満足度は?といったことを常に気にかける習慣が重要だと思います。
不満やクレームが出ないことを基準に配慮するわけではありません。ご利用者やご家族のサービス利用目的や、目標達成ということに目を向けることが大切であるということです。
日常においてコミュニケーションを取る中で、上記のようなことに対するご利用やご家族の思いを察することが可能であり、自ら察し、把握するように努めるべきだと思います。
ご利用者やご家族から、何かあれば気兼ねなくサービス提供者側に申し出てくださる、相談してもらえるような関係性を作ることが重要と考えます。そしてそのような関係性構築のためには、日頃からのちょっとした声掛けや傾聴、意思疎通といったコミュニケーションの積み重ねが重要になるのだと思います。
今日も関わる方々とのコミュニケーションを大切にしたいと思います。
医療事業部
訪問リハビリテーション 課長 松岡
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なぜ嫌いかというと、大抵、小さいミスから大きいミスやトラブルに巻き込まれるからです。
いつもどんな場面でも二年目が訪れます。そしていつも何かあります。
そんな時、毎回感じるのは、なんでも一年目は覚えることや初めてのことが多く緊張感があり、自分のことで精一杯だったが、二年目になり少し余裕もでき、慣れが出てきてしまう。
何かミスをしたりトラブルに巻き込まれると、これじゃアカンと思い直して三年、四年、五年と積み重ねてきたように思います。
今年リハステージにはたくさんの新卒の方々が入社されました。
入社した当初は、覚えることが多く周りをみる余裕も無かったと思います。
そして少しずつ慣れてきた中で、周りをみることもでき始めたことと思います。
来年は二年目、後輩も入社してくるでしょう。
自分が習ってきたことや社会人としての自分が学んできたことを後輩へ伝える場面にも遭遇すると思います。
二年目だからといって必ず何かあるとは限りませんが、少し横着になったり気の緩みが出ないよう、後輩の手本となってもらいたいものです。
もちろん、私も同じ気持ちで来年もがんばりたと思います。
管理本部 係長 若田
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話は変わりますが、リハビリテーションで訪問している利用者様のお話をさせて頂きます。
この方は、以前はバリバリと働いておられた方ですが、難病の発症・悪化とともに早期退職をされています。
しかし、現在もとてもアクティブで前向きなモチベーションを持って生活をされていて、ご自身がやりたいこと、思ったことを行動に移せる方です。
ひとつ例に出すと、その方はご自身が入院中、入院されている身でありながら病院を巻き込み、他の患者様を巻き込み、自身が良いと思ったリハビリテーション・レクリエーションを、講師として病院で指導されていたというのです。
一連の流れとしては、その方は入院中「病院でも私ができることはなんだろう?」といったことを考え、ご自身の得意分野の企画を病院に提出し、企画のプレゼン・修正を行い、実施にこぎつけたと。企画は大成功し、入院期間中は毎日行われ、他の患者様も大満足。同じ難病の方も勇気付けられて一緒に頑張れたと。
衝撃ではないですか?「活動」と「参加」、病院から始まっているのです。しかも患者様発信!! そんな発想・行動力は、逆に医療人側は当て嵌められた枠の中でばかりのイマジネーションになってしまい、思いもつかないですよね。枠にとらわれないというか、率直にすごいです。
超高齢化社会、2025年、地域包括ケアシステム、「活動」と「参加」、よく耳にするフレーズで、実際問題、頭が痛くなるような課題は満載ですが、良いものを提供することに決まった正解はないと思います。
アイディア、モチベーションを勇気とともに行動に移し、より良いものを、このリハステージから発信して行きたいと思います。
*ちなみにこの方は復職(社会復帰)を強く望まれており、これからご支援していきます!
訪問看護ステーション
主任 理学療法士 岡田
人間には、様々な表情があります。
相手の表情を見て、怒りや喜び、驚き、悲しみなどといった感情を感じることができます。
さて、皆さんは、一日に「笑う」ことが、どれくらいあるでしょうか?
私は普段、利用者様とコミュニケーションをとる時に大声で笑うことがよくあります。
以前、中津事業所に勤めていた時、ある利用者様から、
「山本さんの笑った顔や笑い声を聞くと、すごく安心した気持ちになるわ」と言われました。
また別の利用者様は、「姿が見えないところからでも、山本さんの笑い声が聞こえると安心するわ」と言ってくださいました。
私はそれを聞いて、すごく嬉しい気持ちになりました。
笑顔はもちろんのことですが、笑い声だけでも人を安心させる効果があるのだと知りました。
それから、私は利用者様に「こころから笑った笑顔」を提供できるように心掛けました。日本橋事業所に異動して一年が経ちましたが、そのことを日々忘れないように仕事をしています。
笑顔は、周りだけでなく自分の気持ちまでも和やかな雰囲気に変えてくれます。笑顔でいる人の周りには、大勢の人が集まり楽しそうにしています。ごく当たり前のことですが、皆さんも普段から笑顔を大切に、日々生活してみてはいかがでしょうか。
デイサービス リハステージ日本橋
事業所責任者 主任 山本 晃太
さて、題名にもある「巧遅は拙速に如かず」という言葉を聞いたことはありますか?
読み方は、「こうちはせっそくにしかず」で、意味は「仕事の出来が良くて遅いよりは、出来は悪くとも速いほうがよい」です。
仕事の出来が良い方がいいに決まっている!ごもっともな意見です。
では、1つ例を挙げてみます。
上司からある資料を作るように指示を出されたAさんとBさん。期限は3日後です。Aさんは100%の内容の資料を4日後に提出し、Bさんは70%の内容の資料を2日後に提出しました。
あなたが上司ならどちらを評価しますか?
私は期限を守っているBさんを評価します。
Aさんの場合、仕事に完璧さを求める姿勢は素晴らしいのですが、時間がかかりすぎています。この上司が3日後の会議で資料を使いたいとすれば4日後に完璧な資料を提出しても何の意味もありません。上司からの信頼を失うだけです。
これは何も上司に対してのみではありません。私たちの仕事は人を相手にします。
何か問題が起きた時、すぐに対応できれば、利用者様やご家族、ケアマネージャーなどから信頼を得られやすく、次のチャンスにも繋がりやすくなります。
ただ、注意してほしいのは、早ければ出来が悪くても良いという意味ではないということです。30%の出来の資料を翌日に出せばこれはこれで上司の信頼を失いかねません。パパっと書いた報告書をケアマネージャーやご家族にお渡しするなど言語道断です。出来が悪いことの言い訳に使ってはいけないのです。
出来る限り高品質なものを素早く提供する…これは容易なことではありません。私自身上手くいかないことも多く、研鑽の日々です。皆さんも一緒に周りから信頼される個人、会社を目指しましょう!
介護事業部 課長代理 田中
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「そこまで悩むほど頑張っているのか?」
「やればできる」
今振り返ると、当時はただプログラムこなすだけで利用者様を楽しませる、満足させるなど考える余裕もなく実施していたと思います。
その時、私は思いました。
「今出来る事を全力でやって1つずつ出来る事を増やそう。」
それからの私は、誰よりも大きな声で楽しくプログラムを実施してきました。
その結果、利用者様や先輩スタッフに色々なお褒めの言葉を頂き自信にもなりました。
もう一つ私が成長できるきっかけとなったのが職場の異動でした。
定員半日10名の小規模型のデイサービスへの異動となり、不安しかありませんでした。
営業当初は半日の利用者様が多くて5名、少ない時は1名のみの時もありました。
利用者様が少ないこともあり、スタッフとの距離も近く、利用者様のやりたい事や苦労している事、他愛もない世間話まで色々なお話を伺うことが出来ました。
人数に関係なく利用者様お一人お一人に時間をかけてお話を伺わないといけないのですが、私の力不足もあり以前の事業所ではできていませんでした。
お一人お一人の気持ちを聞かせていただいた事で、その方の希望に沿ったリハビリプログラムの提案し、サービスの向上に繋げていく事が出来ました。
現在、私は責任者という立場で日本橋事業所に戻ってきました。
今自分が出来る事、それは今の若いスタッフに自分が指導してもらったようにその経験を伝える事だと思います。
みんな色々な思いがあり日々仕事に取り組んでいると思いますが、今の現状に満足せず、まずは利用者様の為に何ができるかということ常に考え、日々取り組むよう指導していこうと思います。
デイサービス リハステージ日本橋
介護事業部 通所部門 係長代理 野地
小雨の降る寒い夕方自転車で走行中、車道から歩道に上がろうとした時に前輪が滑り転倒した。見ていた人によると、「かなり飛んでいた!」と(笑)
直後は「痛い」より恥ずかしさが大きく、声をかけてくれる方々に、「大丈夫です」「少しじっとしていれば治ります」と強がりな発言。心の中では「こんなん痛すぎて立ち上がることもでけへん。骨折れたかも?入院?仕事休まなあかん。みんなに迷惑かけるなあ〜」と、うろたえながらも歩道でしばらく座り込んでいた。
道路を挟んだ向かいのガソリンスタンドの方が、「救急車呼んだろうか?」と2度ほど声をかけてくれます。通りすがりの女性が血を流している膝にタオルを当ててくれます。信号で停止したトラックの運転手さんがわざわざ車から降りてきて「姉ちゃんだいじょうぶか?」と声をかけてくれます。
こんな時でも(姉ちゃんって言ってくれた。おばちゃんじゃなくてよかった)なんて思いながら時間が経過。いつまでも座り込んでるわけにも行かず、ともかく自転車に乗って移動しようとまず立ち上がろうと挑戦するも1人では立ち上がることもできず。
雨で人もあまり歩いてなくて、思わず向かいのガソリンスタンドのお兄ちゃんを手招きして近くに呼び寄せる。「すみません。後ろから抱えて起こして欲しいですねん、ほんで、自転車に座らせて」とお願いする。
何とか自転車に座れることができ、約30分の距離を再度自転車にまたがり事務所まで帰る途中も、信号待ちなどですれ違う何人かの方が「膝から血が出ていますよ。大丈夫ですか?」と声をかけてくださり、本当にみんな親切。親切。
事務所に着いて、今度は自転車から降りることもできずまたがったまま待つこと10分。
同僚が戻り、抱きかかえて降ろしてくれる。怪我の手当てをしてくれ、濡れた身体を拭いてくれて、温かいコーヒーを買ってくれる。といたせり尽くせり。
とりあえず近医を受診しようと思うも、自転車でここまで帰ってきたのが夢やったんか?と思うほどの痛みで足が一歩も出ず。同僚が車椅子を病院に借りに行ってくれる。急な坂道を押してもらい何とか受診。勤務終了時間も過ぎているのに受診が終わるまで事務所で待機してくれていた。
皆さんのおかげで何とか自宅の近くの病院を受診し、無事入院。
今度は入院先の看護師さんやヘルパーさんのお世話になり、忙しくしている家族の代わりに毎日病院に通ってくれた友達のお母さんのお陰で安心した入院生活を送れました。
最初は、ベッドから足が落ちても自分で上げることもできず、寝返りを打つこともできず、もちろん排泄も自分ではトイレに行くこともできず。の3日間でした。
痛みも徐々に治まり、ベッドから起き上がる練習、降りる練習、そして車椅子での自力走行。松葉杖を使っての歩行練習。
朝、目が覚めてベッドから真横の洗面所に立てるまで約20分。次にトイレまで5メートルほど移動するのに約10分。便坐に座るまで3分。などなど何をするのも時間のかかる事!かかる事!普段からせっかちな私は、イライラの毎日。
家に帰ってからも、マンションの玄関の鍵は開けられても、重いドアが開けられない。玄関で靴を脱ごうにも椅子に座らないと脱げない。部屋についても10?ほどの段差が怖い。トイレに手すりがないと便坐に座れない。お風呂の椅子が低すぎて座れない。浴槽が跨げない。松葉杖を持っていると洗濯物もうまく干せない。流し台にも椅子がないと炊事ができない。ベランダにごみを捨てに行くことも一苦労。
その様子を見ていた家族が、コロコロのついた椅子やベッドから一人で起き上がれるように紐をつけてくれたり、トイレに置く手すりの用意。そして友達やそのお母さんが、つい最近まで自宅介護でお母さんが使っていたお風呂用の高い椅子、杖等と少しでも楽に過ごせるようとに貸してくれました。(ありがたい!)
日が経ち片方だけの松葉杖になるも、足と杖の出し方がわからない。
今まで利用者さんには簡単に1番杖、2番左足、3番右足と言っていたが、いざ自分が歩こうと思っても、足の出し方も考えないと踏み出せない。
長い自宅療養を終え、いざ出勤。
電車でも杖を持っていると、椅子取りゲームのごとくやっと確保した座席を譲ってくれる方が居て、親切に甘え座るも何かお尻がもぞもぞする。代わってくれた方に申し訳なく居眠りもできず、携帯をさわることも悪いように思う。
仕事中もスタッフが私の行動をよく見ていて、重いものを持つとすぐ代わってくれる。椅子を出してくれる。また雨の日は、「駅まで危ないから」と車で送ってくれる。
こんな体験をして、利用者さんの気持ちが今更ながら理解できてくる。
今まで以上利用者さんの気持ちに寄り添い、少しでも良い看護がしたいとつくづく思い知らされました。
皆さんも今一度、ふつうに動ける事のありがたさに感謝し、あと1歩利用者さんに寄り添うことをお願い致します。利用者さんの笑顔が増えると思います。きっと。
訪問看護ステーション
課長代理 看護師 嶋田 裕子
]]>この機会にぜひ、日本作業療法士協会の「作業療法士ってどんな仕事?」をご覧ください。
今年で作業療法の免許を取得して12年目になり、ようやく認定作業療法士の資格を取得できました。認定作業療法士とは、日本作業療法士協会が作業療法の臨床実践、教育、研究及び管理運営に関する一定水準以上の能力を有する作業療法士として認定したものをいいます。
現在、日本には約8万人の作業療法士がいますが、そのうち認定作業療法士は900名弱です(平成29年6月現在)。
認定を取得するには、全国各地で開催される研修に参加したり、様々な講習会等でポイントシールを集めたり、事例登録や学会発表、論文執筆を行うなど、取得要件をクリアしなければなりません。多くの時間と費用を費やしてきたので、先日、手元に認定証が届いたときには本当に嬉しかったです。
取得までの日々を振り返ると、全国各地で開催される研修では、様々な分野で活躍される作業療法士に出会いました。作業療法士として、日々の楽しみや悩みを共有しながら、たくさんの刺激をもらい、次の日からの臨床や教育の活力になっていました。自己研鑽を積極的に行う仲間に出会えたということは素敵なことだと思いました。
私は作業療法士という仕事が大好きで天職だと思っています。新人の頃、誰よりも先に病院に出勤して掃除をし、作業療法室のカーテンを開けるときに「今日も事故が起きませんように!」と毎日、お願いしていたのを思い出します。
また、休みの日も病院にクライアントの状況を確認に行っていました。その時に養成校の教員に「それは病気だ」と笑われたのを思い出します。あの頃は本当に作業療法士の仕事が魅力的で、人(クライアント)が大好きで、毎日が楽しく、キラキラしていたと思います。
現在は、訪問リハビリテーションで作業療法を提供する機会があり、生活期の作業療法の難しさ、面白さを日々実感しているところです。たまに、自転車を漕ぎながら、一人会議を行い、自分の不甲斐なさに泣きながら帰社することもあります。クライアントにとって、最善の介入ができているか、「これでいいのですか?」と自問自答しながら、生涯学習の必要性を実感しています。そのため、これからも学会で発表したり、論文を書いたり、次の資格取得を目指そうと思っています。
スタッフのみなさんもぜひ、自己研鑽を積極的に行う仲間を見つけること、そして自らもブラッシュアップするために学会発表や資格取得など目指してみてはいかがですか?目の前の仕事に対して、考え方の幅が広がり、自分の引き出しが増えると思いますよ。
そしてもう一つ、お伝えしたいこと。それは、事業連携教育本部・R&Dセンター、戦略企画推進事業部に所属している使命として、クライアントが幸せであるために、そしてスタッフのみなさんの毎日が楽しく、キラキラした人・環境であるために、努力していきたいと思っています。そこで日々の悩みや困りごとの相談をお待ちしております。
R&Dセンターのメンバーからは“古澤では力不足”と却下されておりますが、恋愛相談も受け付けておりますので、お気軽に話しかけてくださいね。
事業連携教育本部 R&Dセンター
戦略企画推進事業部
係長代理 古澤
こんにちは、4月より皆様の仲間に入れていただくことになった木村です。
事業連携教育本部長(R&Dセンター)と戦略企画推進事業部長を兼任させていただいております。この部署はどういった役割かと簡単に解釈しますと品質管理です。
どのサービスでもそうですが、介護福祉現場では特に対人商売ですので、スタッフ個々の「人間力」が何よりも求められます。介護福祉サービスにおける品質とは、スタッフ皆さんの「人間力」の総和です。ここで私が表現したいことは、自分も含めて皆さんと一緒に人間力を高めていくプロセスを経験しながら、品質管理を通じて利用者さんや地域社会に貢献する。ということを目標に掲げていきたいと思います。
【目的は何でしょう?目標との違いは?】
さて、目的と目標の違いをお話しする前に。地域にはリハビリ型デイサービスがまだまだ数多く営業しております。そのような厳しい営業状況の中で、利用者さんは「どこかを選ぶ」という選択をします。
何を基準にどういう選び方をするのでしょうか?
もし、自分が逆の立場であったらどういう事業所を選びますか?
利用者さんが通所する目的は何でしょうか?
暇だから来る。という方はほとんどいないと思います。皆さん、何らかの目的があってリハステージを選び通所してきているはずです。利用者さんの目的にもきちんと向き合っていきたいですね。
目的=目標+意味
これはよくビジネスのキャリアアップ研修等でお話に出る公式です。
「目的」と「目標」の違いを考えるためにイソップ寓話の「三人のレンガ職人」の話が有名です。
あるとき、完成まで百年かかると言われている教会の工事現場で3人のレンガ職人が働いていました。そこを通りがかった旅人が3人の職人それぞれに「何をしているんですか?」とたずねました。
一人目のレンガ職人は「見ればわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ」と不機嫌に答えました。
二人目のレンガ職人は「レンガを積んで壁を作ってるんです。この仕事は賃金がいいからやってるんですよ」と答えました。
三人目のレンガ職人は「教会を作っているのです。この教会が完成すると多くの信者が喜ぶことでしょう。こんな仕事に就けて幸せです」と笑顔で答えました。
この3人に共通なものは何でしょうか? 3人とも、この日のレンガ積みのノルマや、今やっている作業の期限などの「目標」は持っているはずです。3人とも持っているものは「目標」です。
それでは違いは何でしょうか? それが「目的」です。
一人目は「目的」を持っていません。「目標」を達成することだけ考えて作業をこなしているだけです。
二人目はおカネが「目的」です。少しでも多くの賃金をもらうことが大切なのです。家族を養っているのかもしれないですね。
三人目は人の役に立つことが「目的」です。レンガを積んでいるのではなく、多くの人の喜びをもたらすための教会を作っています。
この話は、同じ仕事をして、同じように「目標」を持っていたとしても、「目的」は人によって違うということ。そして、その「目的」により人生も変わることを教えています。それぞれの職人の 10 年後へと話は続きます。
一人目は、10 年後も相変わらず愚痴をこぼしながらレンガを積んでいました。
二人目は、もっと賃金のよい仕事があったと言って、最も危険な教会の屋根の上の仕事に就いていました。
そして三人目の職人は、知識や技術を積み、仲間の信頼も厚かったので現場監督となり、多くの職人を育てる立場になっていました。
さて、あなたは何人目のレンガ職人と同じですか?
色々と示唆に富んだ寓話ですね。皆さんの今の仕事、どうですか?目的を意識して働くということで未来が大きく変わる可能性があるということです。
ただ、漠然と生活費を稼ぐために働くのは、つまらないと思います。何のために働くのかという意味を考え、目標に向かって取り組むことが大切なんじゃないかと思いました。
心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
職場は、自己実現・自己表現の「場」であっていいと思います。リハステージというフィールドを使って、皆さんの表現したいことを実現させる。その結果、最終的には地域やリハビリテーションが必要な利用者さんの利益に還元されると思います。これから様々な形で研修や研鑽の環境を整えていきます。皆さんも「自律的」にR&Dに関わっていただけたらと思います。長くなりましたが、引き続きよろしくお願いいたします。
事業連携教育本部長
戦略企画推進事業部長 木村
人には教えられるのが上手な人と下手な人がいます。
みなさんにも心当たりはないでしょうか?
同じ失敗をしても「仕方がないなぁ…」と何度も教えてもらえる人と、「何度同じことを言えばわかるんだ!」と叱られる人がいると思います。
これは教える側の好き嫌いで判断しているのではなく、教えてもらう側にその差があるようです。
経営学や心理学では教えてもらえる人のキャラクターとしては、素直さ、好奇心、感謝、教えてもらう時の態度や表情、教えて良かったと思わせる能力(成果の報告など)が挙げられています。
教えてもらいやすいというのは利用者さんにおいても同じで、困っているような感じの時に、声をかけてもらいやすい方とそうでない方がおられると思います。
教えてもらうのは新人だけに限ったことではなく、人を相手にする我々は、生涯にわたって研鑽していかねばなりません。若い者が年長者から教わることもあり、その逆も多々あります。
利用者さんへの対応では、新人であろうとベテランであろうと教える側になる場面も多いと思います。
教えてもらうのが上手な人は生まれてからこれまでずっと教えてもらうことが多かったはずで、教えられたことによる成功体験もたくさんありますが、教えられるのが下手な人はあまり教えてもらうこともできず、教えてもらったことによる成功体験も少ないと思います。
教えてもらう立場にあっては教えられやすいキャラクターになった方が得ですし、教える立場になった時には、教えてもらいにくい人に対してもしっかりと教えなければなりません。
これまで教えてもらったことによる成功体験が少ない人はこれからたくさん経験してほしいと思います。
利用者さんへの指導や後輩への指導が難しいと思っている人の多くは、自身の教えられたことによる成功体験が少ない人であることが多いです。
教えることや指導が上手になるために、教えられることを上手になってみましょう。
あなたは教えられるのが上手な人ですか?
事業本部 本部長 大工谷
]]>一方、人間が処理できる情報量はほぼ変わらず、とのこと…。
消費可能な量をはるかに上回る、選択可能な情報が流通する現代。
さても、情報洪水の時代です。
世の中に情報はあふれかえっていますが、その質は玉石混淆です。
情報には発信する側の意図があり、多かれ少なかれ発信者の先入観が入っています。
偽物も多く、情報過多に匙を投げ、世事をよそごとと斜めに見ていると、耳に入る断片や上辺だけの情報、自身に都合良く聞こえる情報に流されている、というようなことも茶飯事。
また、本当に良い情報は、取りに行かないと受け身では得られないことも多く、身銭を切る投資も必要で、知っているか知らないかで大きく差がつく場合もあります。
賢明に生きるには、見る目を養うこと、正しく活用する力を鍛えることが大切ですね。
何をもって磨いていくか、それは、人それぞれかと存じますが。
さてもさても、情報洪水の時代です。
広報室としては、必要とされている方の元にリハステージの情報を届けること、多くの方にスタッフの皆さまの活躍をお伝えしていくことも課題。
情報の海に沈み込んでしまわないよう、発信の方法など工夫に努めます。
広報室 主任 向井
]]>私は人前に出ることが苦手なので管理者として外部とうまく関われるのか不安でしたが、今年度の目標を「苦手克服」「初めてを挑戦」としていたので、とにかくやってみようと思い取り組みました。
まず積極的に仕事を引き受け、顔と名前を覚えてもらうことから始めました。
多職種連携研修会では、事例の発表担当を引き受けました。
浪速区の医療や介護に携わる方が、合わせて約100名も参加する集まりです。
「発表は緊張するな…」
「資料作成にも心が折れそう…」
など、ネガティブな感情が出てきましたが、後戻りはできないのでやるしかない!
発想を変え、「100人の人に自分たちのステーションのアピールができる」と、自分自身を鼓舞しました。
自宅では娘と2人並んで机に向かいました。
娘は漢字検定の勉強のために、私は事例発表の準備のために。
国語が好きな娘に漢字検定を受けてはどうかと勧めたとき、
「そんなんいらない。検定とか緊張するし。受からなかったら恥ずかしいし」と否定されました。ですが、何事もやってみなければ結果なんてわからない、と話をしました。
以前、娘にピアノの発表会で緊張しないのかと聞くと、彼女は、
「舞台の袖ではかなり緊張やけど、名前呼ばれて一歩踏み出すと、『上手に弾くからみんな私を見て!』ってなるねん。それに、かわいいドレス着てるし練習の成果をみんなに見せたいやん」「ママが『発表は練習の成果を見せる機会で、頑張ってやってきたことを披露するとこ』て言うてたし」と。そうか…子供ながらいろんな挑戦をしたことで成長したんだ。私も負けていられないなと思いました。
事例発表の日の出勤時、娘に、「おうちで応援してるから!」と激励を受けたおかげもあり、無事に良い発表が出来ました。
その後、「事例発表聞いて訪問の依頼をしたい方がいるのですが」とうれしいお声掛けもいただき、私の初めての挑戦はまずまずの成功だったのではないかと思います。
一歩踏み出す勇気
この経験を生かし、今後も自己研鑽をしていきたいと思います。
<恐れないでよいこと>
まだ定まらない未来に
「恐れ」と「あきらめ」
を抱くとき、
ひとは、
みずからの「芽」を
つんでしまうことも
あると心しましょう
【出典:lineblog.me 叶姉妹オフィシャルブログ】
訪問看護ステーション
係長代理 看護師 宮田
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人は様々な局面でプレッシャーに遭遇します。
例えば野球なら2アウト満塁でバッターボックスに立つ自分。仕事で大勢の人の前でプレゼンをする自分。
普段のリラックスしている状態ならこなせる自信があるのに、プレッシャーが邪魔をして身体や気持ちをうまくコントロールすることができずに失敗してしまう。失敗がストレスを生み、ストレスが挑戦する気持ちを阻害しまた失敗するという負のスパイラル。
私も結構なあがり症でして、手のひらに「人」の字を書いて飲み込んでいましたが、それでは何の解決にもなりませんでした。
ある日、友人とゴルフに行った時の事です。1ホール目のティーショットを、私が最初に打つことになりました。あまり練習もしておらず、まっすぐ打てる自信は「ゼロ」。まわりの目も気になり、何度も素振りをしてはなかなか打てずにいると、友人に、
「すごい顔してるぞ!怖い怖い!もっと笑って」と言われました。
自分では気づかないのですが、恐らくプレッシャーによるストレスでこわばった顔をしていたのだと思います。
言われるがまま一度仕切り直して笑いながら打ってみますと、ふっと力が抜けて何とかうまく打てました。その日のスコアはさておき、何気ない行動が自分を落ち着かせる要素になったのだと感じさせられる出来事でした。
プロの選手が行うルーティンってありますよね。
ラグビーの五郎丸選手、メジャーのイチロー選手に代表される勝負の前の「手順」「型」とでも言いましょうか。
ルーティンが必ずしもいい結果に繋がるとは限りません。
しかし「過度な重圧」を「適度な重圧」に変える自分なりの形。これが「コントロール」だと思います。もちろん人によって様々ですが、今までの自分の経験則から力を引き出せる形を試行錯誤してみる。皆さんはルーティンをお持ちですか?
因みに「笑う」ことは相手の印象をよくしたり、ストレスを軽減させるだけでなく、自己免疫力をUPさせるという効果もあるそうです。困った時はまず笑ってみましょう!
管理部 課長代理 福原
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私は2年制の専門学校を卒業し、在学時から希望していたフィットネスクラブに就職しました。
しかし、2ヶ月程しか務めることができませんでした。続けることができなかった理由は幾つかあります。
1つ目の理由は、配属先が私の希望していたジムのトレーナーの仕事ではなく、水泳のコーチだったこと。希望していない職種だったこともあり、仕事に楽しみを見つけたり熱を注ぐことができませんでした。
当時を振り返ると、私はとても未熟で、任された仕事に対して、やりたくない、楽しくないとネガティブな言葉ばかりを並べて逃げていただけでした。
2つ目の理由は、新入職員に対しての研修制度です。右も左もわからない新入職員に対して細かな仕事内容の説明などはなく、先輩の行っている水泳教室に2・3回入るのみで、その後は一人で教室を持たなければならない環境でした。困った時、悩んだ時にすぐに誰かに相談できる環境がなく、自分の行っていることが正しいのかさえ分かりませんでした。
この出来事も、今振り返ってみれば、もっと先輩に話を聞くことができたのではないか、分からないことを聞くということに遠慮していたのではないか、など、聞かなかったことへの後悔があります。
2つの出来事が重なり、1回目の新入社員は2ヶ月程で終わりました。
働いた期間が短かった為、再就職は難しく、就職試験を受けても内定をもらえない期間が何ヶ月も続きました。
その後、ご縁がありリハステージに入社することになりました。
学校を卒業する時に希望していたジムのトレーナーではありませんが、一生懸命にリハビリに取り組まれている利用者様の姿に感銘を受け、何か自分に出来ることはないだろうかと仕事に楽しみややりがいを見つけることができました。
また、研修は1人1人のペースで進み、苦手なことや出来ないことには出来るまで先輩がとことん付き合って下さいました。分からないことはすぐに先輩に聞くことができる環境があり、当時の私にとってはとても恵まれた環境でした。
こうして2回目の新入社員がスタートし、現在もトレーナー・介護職員として利用者様のリハビリに関わらせて頂いております。
来年4月には、新入社員が入社します。
1人1人タイプは違いますが、私が過去そうであったように新入社員は「聞く」ことに対してどうしても遠慮しがちです。そんな時、私たち既存スタッフから寄り添い、聞きやすい環境に整えてあげることが大切であると考えます。
デイサービス リハステージ中津
事業所責任者 主任 新原
【仕事】
生計を立てる為にする活動
【プロフェッショナル】
極めて高度な知識や技術に基づいた職能を保有し本職として生計を立てている人・専門家
【プロ意識】
自分の職能に誇りを持ち、常に向上心を持ち真面目に仕事をする態度や心がけ
色々な見解や定義等もあるようですが、ある辞書には上記のように記されています。
私自身、前職では、日本一・世界一となったバーテンダーや、色々な大会で受賞したソムリエ、調理人の方々と一緒に仕事をさせて頂いておりました。そこでその方達の力を借りながら自身も知識・技術の向上に努めておりました。
お金(お給料)を頂いたら、アルバイトでも「プロやねんから」と言われることもありますが、当時は、大変な努力をし高度な職能を保持していても「本当のプロ」でない。お客様との信頼関係を築き、お金を払ってでもあの人のサービスを受けたい、料理を食べたいと思って頂けるようになり、そして同僚にも手を差し伸べることで尊敬されて、初めて「本当のプロ」だと教えられておりました。
いくら高度な知識や技術を有していても、慇懃無礼や傲慢な態度では人間的に信頼関係を築けず顧客にはなって頂けません。第一印象を決める笑顔や挨拶、身嗜み、話し方、電話対応、姿勢、時間を守る(遅刻しない)等、自身の礼節を重んじた立居振舞にも磨きをかけるべく厳しくトレーニングしておりました。提供するサービスだけでなく「自分自身も商品」です。
スタッフ皆さんの日常の努力には目を見張るものがあります。
だからこそ、来春また新入社員を迎える時期が来る前に今一度、自分自身を見つめ直す機会を持たれても良いかと思います。
私たちは常に見られています。
ご利用者様は人生の大先輩であり厳しい目を持たれております。更にご利用者様の満足度を向上させる為、そして新入社員の良い見本となるべくして…。
私自身、現在は、理学療法士、作業療法士、看護師、ケアマネージャー等のスペシャリストの方々にご指導頂きながら仕事をさせて頂いております。日々向上心を持ち努力しているつもりですが、まだまだプロフェッショナルになる為の道のりの遠大さを痛感しております。一朝一夕に名乗れるものではないですが、いつの日か、「自分はプロフェッショナルである」と胸を張って言えるようになろうと思います。
そしてより多くのご利用者様にご満足頂き、リハステージのブランドイメージを上げることができればと思います。引き続きご指導宜しくお願い致します。
最後に、いくら良い準備をしても、自分自身の体調が優れなくては良いパフォーマンスは提供できません。これからますます寒さが厳しい季節となりますので、皆様お身体ご自愛くださいませ。「自己管理」もしっかり行っていきましょう。
デイサービス リハステージ日本橋
主任 介護職員・トレーナー 桑名
先日、クレーム研修を受けさせて頂く機会がありました。講師の先生からの、「クレームを漢字一字で表すと何が浮かぶか?」との問いかけに、参加者の大多数が「怒」「怖」「重」など暗いイメージの漢字を上げました。
クレームと聞くと、どうしてもマイナスイメージが浮かび、ややもするとできれば関わりたくない、これ以上どうしようもない、と投げ出したくなることもあります。
思い起こせば、私も若いころはどう対応して良いかわからず、半泣きになりながら上司に助けてもらっていました。
クレームは、時間が経てば経つほど解決しにくくなります。いかに早く相手の真意を汲み取り、何についてのクレームなのか、何を求めているのかを聞き出さねばなりません。なかなか難しいことですが、自分が相手の立場に立った時にどう思うか、どうして欲しいかを考えると、少しはヒントが出てくるでしょう。
介護保険制度は3年ごとに見直されます。そのたびに利用者様も事業所も振り回され、クレームに繋がることも、また、多種多様化した簡単に解決できない問題や、過大な要求も増えています。
「介護サービス」というものが確立されて、利用者様側の「介護をしてもらっている」という意識は薄れ、事業所側の「介護をさせていただいている」という思いが重要になってきました。クレーム対応で精神的に追い詰められる人も増えています。明らかな個人攻撃を受ける場合もあります。
難しい状況ですが、大切なことは、一人でため込まない、ということ。早く相談すること。そしてクレームにマイナスイメージを持たず、ポジティブに、まずは相手の想いを受け止めること、でしょうか。また、できないことはできない、と言う勇気!←これが実は一番難しいのですが…。相手を怒らせずに伝えねばならないことは伝える、というテクニックが身につけば、言うことなしですね。
クレーム対応は簡単なことではありませんが、まずは傾聴し思いを受け止めてみましょう。そうすることでクレームに対するイメージも変わるかもしれません。
ちなみに私、大きなクレームが一通り解決した後に、ひとり机で缶コーヒーをゆっくりと、何も考えずに飲み干す、その瞬間が幸せです。
居宅介護支援事業所 リハステージ
主任 ケアマネジャー 細川
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その中で、フリーダイバーの篠宮龍三さんが言った一言が心に残っています。
それは、「因果一如(いんがいちにょ)」という禅の言葉。
”原因と結果は一つの如し”ということで、原因を作った時に結果も生まれている、という意味だそうです。
ただし、結果が表面に現れるのはすぐとは限らない、すぐに出るときもあれば、数年、数十年かかる時もある。たとえ今、割にあわないことでもこれは種まきである、割にあわないこととは、将来よいことが起こるための種蒔きなのである。(蒔くだけでなく水も手入れも必要ですが、、、)
だから故、続けてゆくことが大事であり、小さなこと、簡単なことを淡々と延々と続けてゆくことが結果を出す唯一の方法である。とのことです。
逆に言うと、将来への種蒔きもせずに、都合のいい事ばかりやると、その時は良いのであるが、必ずマイナスの結果になるという、「因果応報」の真理でもあると言われています。
どうでしょうか?やはり世の中で活躍されている方は、日常の積み重ねによって大きな事を成し遂げている方が多いのではないでしょうか。
目標は大きく計画的に、まずは目の前のことに手を抜かずやることが大事なのですね。それが一番難しいのですが。。。
やるしかない!!
訪問看護ステーション
主任 理学療法士 岡田
*篠宮 龍三さん(素潜りで115mを潜るプロフリーダイバー)
*フリーダイビング
スキューバダイビングのような水中で呼吸をするための装置を持たず、一呼吸で、
•どれだけ深く潜れるのか
•どれだけ遠くまで泳いで行けるのか
•どれだけ長い時間呼吸を止めていられるのか
をルールに沿って競うスポーツです。いわゆる素潜りに「競技規則」と「安全確保のための教育、人的・物的な備え」を追加した物です。
「自分のことや自分の立場でしか物事を捉えていない」と思わせる人もいれば、「利用者やそのご家族の立場や視点で物事を捉えている」と思わせる人もいます。
我々が仕事で提供する内容は、一般的に考えると「間違いない」、或いは「妥当である」、と判断される内容であっても、時に対象者にとっては必ずしもそうではない場合があり、対象者の意図や思いを汲み取ったり、対象者の立場を正しく捉えることの難しさや重要性を再認識します。
自分を含め、自分を取り巻く方々それぞれの視点や立場で物事を考え、思いやる気持ちを持って仕事に携わりたいと思います。
「人の振り見て我が振り直せ」
人の振り見て我が振り直せとは、他人の行動を見て、良いところは見習い悪いところは改めよということ。
「人こそ人の鏡(鑑)・他人は自分を写す鏡(鑑)なり」
他人の言動は鏡に自分をうつす鏡のようなものであるから、他人を見て自分を改める参考にせよということ。鏡に自分の姿をうつして正すように、他人の言動は自身を正すのによい手本になるということ。
『書経』に、「人は水に鑑みること無く、当に民に監みるべし(水鏡に自分をうつして見ることをせず、人民の声によって我が身を反省するのがよい)」とあるのに基づく。
鑑は人としての模範・規範を意味しています。「鑑みる」が、先例や規範に照らし合わせたり、他を参考にして考える、という意味はここから来ています。
訪問看護ステーション
課長 理学療法士 松岡
そして、最近、ふと振り返ることがあります。
12年間で成長したことがあるだろうかと。
がむしゃらに毎日の仕事をやっていたころに比べて環境も変化し、頼るところは頼り、自分がやるべきことは慌てずに仕事をしているつもりですが、バタバタして周りに迷惑をかけていることもあり、日々反省しております。
この12年間でいろいろな人と出会い、話をしてきました。
心がけているのが、まず自分が話をするのではなく相手の話を聞く。
相手が何を話したいのかを考えながら対話をするように心がけています。
【一期一会】
「広辞苑」には、『生涯にただ一度まみえること。一生に一度限りであること』とあり、初めて会う人だけではなく、毎日や度々会う人にも、今日が最期と思いその瞬間瞬間を大切にするという意味でもあります。
会った時の印象は、いつまでも残ります。
次に会う時、良い印象が残っていれば会うのが楽しみですが、悪い印象しか残っていなければ、正直会いたくないと思ってしまいます。
面接などで多くの人に出会い、お話をさせてもらうことがあります。
そして、社内の人たちとも話をすることがあります。
そんな時に【一期一会】の言葉を思い出し、心がけていけたらと思っています。
管理部 主任 若田
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ケアマネジャーとして働いていると、ふと、両親のことが気になる時があります。
自宅と実家は自動車で15分ほど。決して遠くない距離ですが、盆と正月の年2回程度しか両親に会っていません。「会いに行くのが気恥ずかしい」というのが正直なところで、特に何も連絡がないと、「両親は元気だ」と思い込んでしまいます。
「このままでは良くないな…」と思い立ち、父の日を口実に実家に顔を出すことにしました。
今まで妻に任せきりで、自分から感謝の気持ちを表していなかったと反省し、気持ちを伝える方法をアレコレ考えてみましたが、なかなか喜ばれそうなことを思いつきません。
「何をしようか、何をプレゼントしようか」と、ひと月ほど悩んだあげく、何も準備できずに迎えた父の日、当日。(父は75歳で、日本人男性の平均寿命まであと5年…)
結局、妻が用意してくれた、うなぎの詰め合わせギフトを持って実家に行きました。
両親との団欒のひと時。
妻が用意した手みやげを渡す際、自分で(品物・商品を)選ぶことができなかったと正直に伝えると、父は、
「私は何も要らないよ、こうしておまえが元気な姿を見せてくれるだけで満足やで、がんばりや〜」とひと言。
目頭が熱くなってしまいました。
(「がんばりや〜」は、仕事?家庭??)
『便りのないのは良い便り』
(知らせがないのは無事(ぶじ)に暮らしているということだから、心配(しんぱい)しなくていいということ)
とはいいますが、決してそんなことは無いと思います。
「少しでも時間があれば両親と話をしに行こう」
「両親のことをもっと知ろう」
「今以上に両親に感謝の気持ちを伝えよう」と、こころ新たに。
「後悔のない人生を生きる」ことはなかなかに難しいものですが、自ら後悔を作るのではなく、仕事も家庭のことも積極的に取り組んでいこうと決意を新たにしました。
これからもケアマネジャーとして人との出逢いに感謝し、これからも一生懸命、頼れるケアマネジャーとして認めてもらえるよう、日々成長したいと思います。
両親にも喜んでもらえるように…。
居宅介護支援事業所
主任 植村
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