風向きに影響されることなく

皆さんは、ヨットがなぜ向かい風でも前に向かって進むのか疑問に感じたことはありませんか。

その原理は、揚力によるものなのですが、揚力とは、飛行機が浮く原理で説明すると、飛行機の翼は底が平らで、上が丸く膨らんでいます。そこに空気が当たる時、上部の丸く膨らんでいる方に流れる空気は速くなり、そのため空気の密度が薄くなり、そこで上に引き揚げる力(揚力)が発生し浮き上がります。

ヨットの場合は、帆(セール)を斜めに傾けて膨らませると、飛行機の翼のような形になり、膨らんだ方向に引っ張る揚力が発生します。
この揚力だけだと、ヨットは横流れするだけなので、前に進めません。

この横方向の揚力と、船底に突き刺しているセンターボード(キール)の抵抗力との合力により、推進力が発生します。
この推進力により、ヨットは向かい風に対し、斜め前に進んでいきます。
そして、何度も方向転換をしながら、つまりジグザグに目的地へ向けて進んでいくことになります。

 
ヨットが歴史に登場するのは14世紀のヨーロッパとされており、そんな太古の先人たちは、いかにしてこの原理を発見し、応用したのでしょうか。外内燃機関動力や電動力のない時代に目的地へ到達するための創意工夫に感服します。

さて、我々が従事している介護保険事業ですが、2000年より介護保険制度が施行され、現在14年が経過しました。その間、保険給付額は2000年の3.6兆円から2013年の9.4兆円まで増加し、2025年には約20兆円まで増加する見込みです。

急速な高齢化や増大する給付額を鑑み、2006年度、2008年度、2012年度には制度改正も行われ、来年度の2015年度にも大きな制度改正が予定されています。それは、追い風となる改正内容ばかりではなく、向かい風となる改正内容もあることでしょう。

我々はたとえ向かい風の改正内容であっても、質の高いサービス提供を継続していくため、前進していかなければなりません。

スタッフの皆さん、ヨットが向かい風でも前進していく原理を発見し、応用してきた先人の知恵に習い、風向きに影響されることなく、皆で創意工夫し、皆で方向性を定め、皆で協働し、たとえジグザグでも前進していき、ご利用者様の元気と笑顔という目的地へ向かうため、力を合わせて頑張っていきましょう!


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