教えられるのが上手な人と下手な人
あなたは教えられるのが上手な人ですか? 下手な人ですか?
人には教えられるのが上手な人と下手な人がいます。
みなさんにも心当たりはないでしょうか?
同じ失敗をしても「仕方がないなぁ…」と何度も教えてもらえる人と、「何度同じことを言えばわかるんだ!」と叱られる人がいると思います。
これは教える側の好き嫌いで判断しているのではなく、教えてもらう側にその差があるようです。
経営学や心理学では教えてもらえる人のキャラクターとしては、素直さ、好奇心、感謝、教えてもらう時の態度や表情、教えて良かったと思わせる能力(成果の報告など)が挙げられています。
教えてもらいやすいというのは利用者さんにおいても同じで、困っているような感じの時に、声をかけてもらいやすい方とそうでない方がおられると思います。
教えてもらうのは新人だけに限ったことではなく、人を相手にする我々は、生涯にわたって研鑽していかねばなりません。若い者が年長者から教わることもあり、その逆も多々あります。
利用者さんへの対応では、新人であろうとベテランであろうと教える側になる場面も多いと思います。
教えてもらうのが上手な人は生まれてからこれまでずっと教えてもらうことが多かったはずで、教えられたことによる成功体験もたくさんありますが、教えられるのが下手な人はあまり教えてもらうこともできず、教えてもらったことによる成功体験も少ないと思います。
教えてもらう立場にあっては教えられやすいキャラクターになった方が得ですし、教える立場になった時には、教えてもらいにくい人に対してもしっかりと教えなければなりません。
これまで教えてもらったことによる成功体験が少ない人はこれからたくさん経験してほしいと思います。
利用者さんへの指導や後輩への指導が難しいと思っている人の多くは、自身の教えられたことによる成功体験が少ない人であることが多いです。
教えることや指導が上手になるために、教えられることを上手になってみましょう。
あなたは教えられるのが上手な人ですか?
事業本部 本部長 大工谷
- 2017.04.14 Friday
- 14:34
- 大工谷
- by rehastage staff