志事

寒かった冬が過ぎ、花咲く春がやって来ました。
先月下旬に春の訪れを待ち切れず山歩きをしてきました。まだ野花は咲いていませんでしたが、山路沿いの低木は真っ赤な実を付け、ウグイスもその鳴き声で迎えてくれました。ただし、まだ生まれたての赤ちゃんウグイスのようで「ケキョ」と一声です。
サツキの花で山が真っ赤に染まる5月になると、ウグイスも一杯練習して「ホー、ホケキョ、ケキョ、ケキョ、ホー、ホケキョ」といい喉を披露してくれます。ウグイの鳴き声一つにでも季節の移ろいを感じられる山歩きとは楽しいものです。

さて、この4月から新しい仲間になっていただいた、新入社員の皆さん、ご入社おめでとうございます。皆さんのご活躍を心よりお祈りいたします。皆さんも赤ちゃんウグイスのように、今まさに巣から飛び立ち、仕事を覚えるための練習に励まれていることと思います。一生懸命練習して立派な社会人に成長してください。そして、一人前の仕事が身に付いたら、すこし立ち止まって考えてみてください。仕事の次に「志事」のことをです。

仕事を辞書で調べると「生計を立てるためにする活動」となっています。でも、それだけでは無いはずです。皆さんもリハステージに入社されるには、それぞれの想いがあったのではないでしょうか。
これからチャレンジして行く人生を充実して過ごして行けるよう「志し」を見つめ直して、自分の「志事」をしっかりと見い出しましょう。「Boys be ambitious」「Girls be ambitious」です。

「Boys be ambitious」 クラーク博士はこの後にこう言っています。

「しかし、金や利己心を求める大志であってはならない。
 名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない」

自己中心ではいけないという事でしょうか。人や社会に貢献せよという事でしょうか。
自分なりに考えてみましょう。

「仕事」と「志事」を大切にし、赤ちゃんウグイスに負けないで、一生懸命練習に励んでください。
諸君が未来という名の大空を自由に飛び回れるように。

“やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。”

リハステージでは今、若い人達が先頭に立ってリーダーや管理職として活躍されています。そして、ラインに登用された皆さんは組織やグループを引っ張っていく難しさを感じられているのではないでしょうか。標題の言葉は部下を持つ管理者や子育て中のお母さんなどに人気のある、山本五十六の言葉で、私も若い人達と仕事をしていく上で大切にしてきました。

“やってみせ” これはリーダーたる者は範を示せと言うことでしょうが、とても厳しい言葉です。
リーダーだからといって何から何まで完璧にこなせる人は皆無でしょう。私なりには失敗を恐れずに目標に向かって “やる” 姿を見せることで、スタッフの “やる気“ を喚起する事と理解しています。

“言って聞かせて” はその後に、「理解させ」 が入るように思っています。
言うのは比較的簡単ですが、聞かせるのはとっても難しく、理解してもらうのはさらに困難だと思います。このフレーズを完成させるのは、その場その場でなく、実は常日頃のリーダーとしての言葉の発信が大切だと思っています。

“させてみて” は、とても勇気がいることです。
意味するところは、ただ指示をして行動させることでなく、“まかせる” ことではないでしょうか。
やってみせ、言って聞かせた、その相手を信じてまかせる。権限を移譲してさせてみる。そして、その後に “責任をとる” が続くように思います。部下の失敗は自分がとる覚悟が必要です。

“ほめてやらねば” 私が最も好きで、最も難しいフレーズです。
企業の言葉なら 「成果を正当に評価する」 となるのでしょうが、“ほめてやらねば” というからには、それこそ言葉でほめてあげることと理解しています。私自身ほめられることは大変嬉しく仕事のやりがいになっています。難しいのは人の欠点は見えても、良いところがなかなか見えないことです。見える努力をしましょう。部下をしっかり見守っていく中で見えてくるのではないでしょうか。

“人は動かじ”
リーダーとして管理職として、悩んだり挫折したりしながら “人が動き出した” その時の喜びは得も言われぬものがあるでしょう。自分自身の力やスキルは小さなものです。しかし組織としてスタッフの総力で向かえば大きなことが期待できるのではないでしょうか。

実はこの後には以下の言葉が続きます。

“話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。”
“やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。”

私は、“耳を傾け” や “感謝で” というところに心服していますが、どの言葉も管理される側が上司に期待することではないでしょうか。皆さんも皆さんなりに受け止めてみてはいかがでしょう。

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