趣味の話

今回も私の趣味の話をさせて頂きます。それはスポーツ観戦です。
野球、サッカーはもちろんですが、今回お話させて頂くのはモータースポーツの最高峰Formula1、世ではF1と言われている自動車レースについてです。
F1の魅力はそのスピードで、時速は最高速度300kmを超え(今までに記録されている最高速度は2005年にキミ・ライコネンのイタリアGPで記録した時速370km)、新幹線並みの速度の車をハンドル一つで操ります。レース周回数はグランプリによって違いますが50〜70周を走行し、距離にして300km、それを大体1時間半程度で走りきります。レース後のドライバーの体重はその過酷さから2,3kg減ると言われています。最近はあまり見られなくなりましたが、あまりにも激しいレースだとレース終了後気を失って倒れこむドライバーもいました。
過酷な環境に適応するためにF1ドライバー達は尋常じゃないほどのトレーニングを行い、アスリートの中でもトップクラスの強靭な肉体を持っています。

では、F1はドライバーの腕一つで勝負が決まってしまうかというとそうではなく、完全にチームプレーのスポーツです。まずレースに勝つためには何よりも車体の出来具合と強力なエンジンが求められます。その開発のために何十億、何百億のお金と膨大な時間を掛け作製されます。1台の車を作るのに何百人という人が携わっています。
またレース中での作戦も完璧さを求められ、路面の温度によってどのタイヤを使うか、また天候が安定しないレース会場であれば後何分でどれくらいの雨が降ってくるのかを予想し作戦を立てたりします。ピットに入るタイミングを間違えたりすると、勝てたレースも落としてしまうというような事も多々あります。
また、チームは毎レース事の結果をフィードバックし常にアップデートし、車を改善していきます。レースの作戦も同じことが言えます。
F1チームはドライバーを含めそれぞれがプロに徹しています。妥協は絶対にしません。それはレースで無残な結果を残す事になればメーカーのブランドイメージは著しく悪くなりまたスポンサーの面子を壊しスポンサードが受けられなくなる恐れがあるからです。そうするともうレースを続ける事は出来なくなります。レースからの撤退です。ですからどのチームも必死です。

これは我々の仕事も同じではないでしょうか。皆さんはプロに徹していますか。どうすればこの利用者様は良くなるのだろうか、また喜んで頂けるのだろうか。そのような事を常に念頭においているでしょうか。ただルーチンワークになっていませんか。
我々は人の人生をも左右する仕事についているという事を自覚しなければなりません。その事を意識して胸を張って今の仕事が出来ているでしょうか。もし出来ていなければあなた自身の評判を落とすだけではなく、リハステージという会社のブランドイメージをも落とす要因をあなた(私も含めて)が作っている事になるかもしれません。これは会社にもまた利用者様にとっても不幸な事です。
今一度、自分の仕事に対する取り組み方、考え方を見つめ直しましょう。私もそうします。
そんなことを念頭に置きながらF1も見てみたら以外に楽しいスポーツかもしれませんよ。

趣味の話

私の趣味の話をさせて頂きます。
趣味はたくさんありますが、一番の趣味は旅行です。それも海外を一人で旅するのがとても好きです。今までヨーロッパ、北アフリカ、アジア、オセアニアなどを旅して来ました。

私が海外旅行に憧れるようになったきっかけは、学生時代、作家 沢木耕太郎の「深夜特急」という旅行記を読んだ事です。
本の内容は、作者である沢木耕太郎が25歳の時に、「インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗り合いバスだけで行けるかどうか」を友人と賭け、旅に出た旅行記でした。
それぞれの国、街などでの苦労や人との出会い、一人旅の孤独感が読んでいてひしひしと感じられ、「自分もこのような体験をしてみたい」と思い、大学の夏休みにヨーロッパを一人でまわりました。

ヨーロッパの古い街並みは非常に美しく、人々もゆったりと過ごし人生を楽しんでいる、といった印象を受けました。私自身も毎日が楽しく、移動は電車を使いましたが、夜行電車に乗り込み寝ている間に国境を越えていると考えると何かワクワクしてきたものでした。

このヨーロッパ旅行に感動した私は、それからも毎年のように纏まった休みが取れれば往復の航空券だけを買って海外に出かけています。
ホテルも予約せず現地で見つけ、泊まる所といえば1泊数百円から高くてもだいたい2000円以内の所に滞在するようにしています。そのような宿には世界中の若者が集まっており、「あの店が安くて美味しい」とか、「あの国のあそこは絶対に行っておいた方がいい」など、あらゆる情報が入って来ます。
私は英語を話す事があまり得意ではありませんが、良い情報を得ようと必死にコミュニケーションを取るようにしています。その事がきっかけで仲良くなった外国の旅人とも、一緒に飲んだり食べたりする機会があり、本当にいい思い出になっています。

しかし、最近の日本の若者たちは海外に行かないようです。理由は経済的なものが大きいようですが、旅行に行くこと自体が面倒である、というのも理由の一つといわれています。
旅の準備をするのが面倒くさい、移動が面倒くさい、人と話すのが面倒くさい、レジャーは近場か自分の家で済ましてしまう…。実にもったいないと思うのですが。

面倒と済ましてしまうのは簡単ですが、その事で非常に良いチャンスを逃しているのではないでしょうか。これは旅に限った事ではありません。仕事の面でもプライベートな面でも同じ事がいえるのではないでしょうか。
私も人のことが言えないくらいの面倒くさがり屋ですが、チャンスは出来るだけ逃さないよう色々な事に挑戦しようといつも思っています。
皆さんはどうですか?面倒くさいと言わず、何かを新しいものに挑戦してみるのはいかがでしょうか。新たな発見や出会いが待っているかもしれませんよ。

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